
2016/12/16
銀翹解毒散
秋から冬にかけて空気が冷たく乾燥するこの季節はかぜが流行ります。「かぜは万病の元」とも言われ、いろいろな病気を引き起こす元となるので、ひき始めの段階で早めの対策をとって治すことが肝心です。中医学の世界では、かぜの主な原因は「風邪(ふうじゃ)という邪気が体に入るため」と言われており、また「風邪」は他の邪気と結びつきやすく、以下の4つのタイプに分けることができます。
風邪の4タイプ
風邪には「寒」「熱」「湿」「燥」の4つのタイプがあり、それぞれの症状を知ることでタイプに合った対処法を取りましょう。
「銀翹解毒散」はインフルエンザなどかぜにみられるのどの痛みや熱っぽさを感じる風熱タイプの方にピッタリのおくすりです。のどや頭など体の上部の痛みや症状にはたらく、10種類の生薬を配合しています。
『銀翹解毒散』は、中国の医学書『温病条弁[ウンビョウジョウベン]』に収載されている「銀翹散」という処方とほぼ同じで、羚羊角を配合することで解熱効果を強める処方になっています。のどや頭など体の上部の痛みや症状にはたらく10種類の生薬を配合し、インフルエンザなどかぜに見られるのどの痛みやせきの治療薬とされています。
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