
2017/10/1
味噌肉末炒茄子
ウェイ・ツォン・ロウ・ムォ・ツャオ・チェ・ズ
夏バテ・クールダウン・むくみ気味の方に
猛暑が過ぎた後の夏バテ疲労には、クールダウンしつつ余分な水分を排泄する働きのあるナス、抗菌・疲労回復のにんにくで元気をつけましょう。残暑でのクーラー使用の他、寒くなる秋から冬にかけて、体を冷やし過ぎないように生姜を加えるのも良いでしょう。
【材料(2~3人分)】
ナス(茄子) | 4本 |
豚ひき肉 | 100g |
ピーマン又はパプリカ | 1~2個 |
にんにくのみじん切り | 1片 |
生姜のみじん切り | 1片 |
<合わせ調味料> | ※市販の味噌だれ(大さじ2~3)でも可 |
・酒 | 大さじ2 |
・味噌 | 大さじ1 |
・砂糖 | 小さじ2 |
サラダ油 | 適量 |
【作り方】
1. ナスは乱切りにして、水の中に入れてあくを取り、水気をキッチンペーパーでよく拭いておく。
2. ピーマン(パプリカ)はヘタ、タネを取って乱切り又は細切りにしておく。
3. フライパンに油をよく熱し、ナスを加えて箸で混ぜながら周りが色づくまで炒めて取り出す。
4. 3. のフライパンでにんにくと生姜を中火で炒め、香りが出てきたらひき肉を加え、ポロポロになるまで炒める。
5. 2. を加えてさらに炒め、3のナスを戻して炒め合わせ、合わせ調味料を加え、味を整えたら出来上がり。
素材の解説
ナス(茄子)
ナス科の植物ナスの果実
(薬味=甘、薬性=涼)
解熱・鎮痛・消炎・消腫・利尿作用などがあるとされる。
通常は食養生と考えられ、生薬として用いられることはない。
にんにく(大蒜)
ユリ科の植物ニンニクの鱗茎
(薬味=辛、薬性=温)
抗菌・疲労回復・強壮・健胃整腸・血栓予防・利尿作用などがある。
消化器感染症、セキ、カゼなどに用いる。
鱗茎の他、葉や茎も食用にされ、世界各地の料理に利用される。
生姜
ショウガ科の植物ショウガの根茎
(薬味=辛、薬性=熱)
健胃整腸・体温調整・鎮痛・鎮静・抗炎症・抗菌作用などがある。
悪心・嘔吐、下痢、腹痛、カゼ、冷え性などに用いる。