
2017/5/1
日本・世界の植物園訪問記(2)
キューケンホフガーデン
オランダ王国 南ホラント州
※本記事の内容は2006年に作成したものです。最新の情報は各植物園の公式ホームページをご確認ください。
「キューケンホフ」とはオランダ語で「台所の庭」という意味です。15世紀頃、ガーデンの敷地はヤコバ・ファン・バイエルン伯爵夫人の領地で、お城の台所で使うハーブを摘んだり、狩りをしたりしていたことが名前の由来となりました。
1830年頃、庭園の設計を任されたゾッハーは、英国風のランドスケープに着目し、現在のガーデンの原型を作りました。
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- ガーデン内の地図
(駐車場にも花の名称がついている)
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- シーボルトが持ち帰った
と言われている八重桜
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- ダイオウの仲間の葉
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- チューリップのようにみえるが
バイモの仲間
チューリップを中心とした700万株の球根類が32haの園内で一斉に開花し、広大な敷地内に咲く赤や黄色、オレンジや紫など、美しい色彩が春の訪れを知らせます。
また、屋内パビリオンでは花の展示会が行われます。その球根の質は世界一とも言われ、魅力的な新種がいち早くデビューする事でも知られており、毎年多くの自然愛好家やガーデニング愛好家が訪れます。
この季節はガーデンを訪れるツアーが数多く企画されていますので、参加されてはいかがでしょうか?
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- 色とりどりに咲き誇る花々
DATA
交通 | 公共交通機関で行く場合、バスを利用します。 Keukenhof Expressはメインエントランスのすぐ前で発着しますので便利です。 *スキポール空港より Keukenhof Express(858番)で約30分 バス乗り場は到着ロビー4番の出口から出てすぐ、スターバックスの隣にあります。 *アムステルダム市内より バス197番に乗り、スキポール空港でKeukenhof Express(858番)に乗り換え *ライデン中央駅(Leiden Centraal Station)より Keukenhof Express(854番)で約25分 *ハールレム駅(Haarlem station)より バス50番で約40分。 De NachtegaalまたはVreewijkバス停下車徒歩約10分 *デン・ハーグ中央駅(Den Haag Centraal Station)より バス90番で約1時間半。 Keukenhofdreefバス停下車徒歩約5分 詳しくは現地またはWEBにてご確認ください。 |
開園時間 | 8:00〜19:30(チケット売り場は18:00まで) ※2017年は3月23日~5月21日開園の予定です。(期間中は無休) |
入園料 | 大人(12歳以上)……16ユーロ 4〜11歳…………………8ユーロ 3歳以下………………………無料 |