2014/9/22

中国珍道中【その⑤】

2014/9/22

朝夕と涼しくなり、衣替えの季節になりました。
秋も近づき、食べ物やお酒が美味しい季節になりますが、体調管理も仕事のうち。
身体も心も元気に過ごしましょう。

やっと本旅のテーマ。結婚式のお話。
日本と文化は異なりますし、裕福な家庭なので一般家庭と乖離していると思いますが、何かご参考になれば…。

会場に到着すると、まず本人たちがお出迎えしてくれました!
慣れない土地と長旅もあってか、久々の再開に感動しましたね~

相手方にも挨拶を済ませ、式場へ移動。確か1フロア全て貸切だったと記憶しています。
雰囲気はなかなか上品です。

招待客は1000人程!と聞いていました。入口を過ぎた所で、座席表を発見!

自分の名前を探すと、100卓弱あるうちの何と前から2卓目ではありませんか!
新郎の家族席の後ろでいわばVIP待遇!?心躍らせ式場へ。

ちなみに我々の後ろの円卓はお役人だと聞きました。

式場は見慣れない雰囲気。
花道がど真ん中にあり、正面には舞台と大きなスクリーンが!なんかすごいぞ。

席に着くとこんな感じ。

開始時刻。照明が消えると何故かダンサー2人が花道から突然登場!
突然で困惑もありましたが(笑)、優雅な踊りに楽しみました。

すると、今度はスクリーンから映画の予告編?をモチーフにした、
新郎新婦の素敵(と云っておきましょう)な、
イメージカット・ムービーが大音量で上映が始まりました。
(手が込んでて凄いのですが、ここでお見せできないのが残念です…。)
ムービーの終りがけに「婚礼盛典(hun li shen dian) 現在開始(xian zai kai shi)」の文字。
式がスタート!司会者の挨拶があり、友人である新郎の紹介がされました。
ドライアイスの白煙の中、花束片手にカッコ良く舞台に登場。
新婦が父親に連れられ、花道を一歩ずつ歩んでいき、中央で立ち止まります。
そこに新郎が向かう!新婦は父親に別れを告げます。
新郎から誓いのコトバ。片膝を付き、花束を捧げました!
正直、何を言っているか殆ど分かりませんでしたが、感動した!!

これは指輪交換の一幕。
流れ星をキャッチすると、指輪というイカした演出です。(笑)

その後、挨拶やお互いの幼少期のVTR等流れ、一区切りがつきました。
本人達が舞台から退席すると、どういう訳か今度は歌手が出来てきたり、子供のダンスがあったり、不思議な時間がまた始まりました…。

ビンゴに似たイベントもありました。
引き出物に入っている折り鶴に番号が記されており、
司会者が読み上げる番号を持っていれば、景品と引き換えてくれます。

引きがあるのか、我々も一名当選しました!
景品は身長ぐらいある大きなぬいぐるみで、日本まで持って帰ることに。(笑)

料理も一部紹介します。

ナマコ!
ナマコ!
豚(か羊)のアバラ肉!
豚(か羊)のアバラ肉!
アワビ!
アワビ!
スッポン!
スッポン!
上海ガニ!
上海ガニ!
鶏の足!
鶏の足!

飲み物はビールが無かったのが残念でしたが、
紹興酒、赤ワイン、白酒をこれでもか!と堪能しました。

こうして時間が過ぎる中、
変わっているなと感じたのは、招待客が三々五々だったこと。
本人達が再び舞台に上がることもなく、招待客へ挨拶回りしている一方、
お腹一杯になって満足したのか、自宅が遠いのか。
自然と人が減っていきました。
我々は会場のホテルに宿泊するので、最後まで式を楽しみました。

帰り際、誰もいなくなった舞台にどこかで見かけたことある、ダンディーなおじさんも何故か登場しました。

式に満足し部屋に戻りましたが、
この夜は、雷が凄くて結局落ち着かなかったかな…。

つづく。

ホームへ先頭へ前へ戻る