2019/4/2

桂皮生姜牛肉

グィ・ピ・シァン・ジャン・ニュウ・ロウ

筋肉痛・肩こりの方に

桂皮(シナモン)・生姜には鎮痛・鎮痙作用があり、筋肉痛や肩こりに効果があります。また、桂皮の香りは食欲をそそり、生姜が味にアクセントを加えます。普段の献立が薬膳に早変わりします。よく煮込んだビーフシチューでお腹も満足。

【材料(4人分)】

牛肉 300g
小タマネギ(ペコロス) 12個
ニンジン 1本
ジャガイモ 2個
シナモンスティック(桂皮) 1本
生姜 1片
ビーフシチュールー(市販品) 4人分
バター 30g
塩・コショウ 少々

【作り方】
1.小タマネギは根もとを切り取り、切り口に十文字の切れ目を入れておく。小タマネギがなければ、普通のタマネギをくし形に切る。ジャガイモは半分か4分の1の大きさに切り、水にさらしておく。ニンジンは4~5cm位の大きさに切り、縦に4~6つに切り分ける。生姜はみじん切りにする。
2.牛肉は3cmくらいの角切りにし、ボウルに入れて塩・コショウを少々ふってよくもむ。
3.鍋を弱火にかけてバター10gを入れて溶かし、1.のタマネギ、水気を切ったジャガイモ、ニンジン、生姜を加えて中火で軽く炒め、バターが全体に行き渡れば火を止めて皿に取り出す。
4.3.の鍋にバターの残りを入れて溶かし、2.の牛肉を入れて中火で表面がこんがりするまで焼く。
5.鍋に、3.のタマネギ、ニンジン、4.の牛肉と半分に折ったシナモンスティックを入れて水3カップを加え、ふたをして弱火で煮込む。浮いてくるアクは丁寧に取り除く。
7.牛肉が充分に柔らかくなったら、シナモンスティックを取り出して3.のジャガイモとルーを加え、ふたをして更に15分ほど煮込んで出来上がり。ルーが焦げ付かないように時々かき混ぜる。

つけ合わせに茄でたサヤエンドウやブロッコリーなどの緑色の野菜をのせると彩りが鮮やかになります。また、ルーを使わない本格的なビーフシチューでもお試しください。
シナモンは煮込む時間や量に比例して味や匂いが強くなりますので、お好みにあわせて加減してください。



素材の解説

桂皮(シナモン)

クスノキ科の植物ケイなどの樹皮または周皮の一部を除いたもの。
(薬味=辛・甘 薬性=温)
鎮痙・解熱・鎮痛・血流改善作用などがある。
食欲不振、下痢、腹痛、カゼ、発熱、頭痛、関節痛、神経痛などに用いる。

生姜

ショウガ科の植物ショウガの根茎
(薬味=辛、薬性=熱)
健胃整腸・体温調整・鎮痛・鎮静・抗炎症・抗菌作用などがある。
悪心・嘔吐、下痢、腹痛、カゼ、冷え性などに用いる。


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